2024/12/10 17:10
# 冬にこそフィルムカメラを使うべき理由

こんにちは、フィルムカメラのきキです🌞最近は一気に厳しい寒さになってきましたが、実はこの季節こそフィルムカメラの魅力を最大限に引き出すことができることをお伝えしましょう(ナツソマレじゃなくてフユソマレ⛄️)
※注意!今回のブログを見ると、100人中100人がどうしてもフィルムカメラで冬の風景を記録したい😭!と思ってしまうようになります。それがこわいひとはここでブラウザバックすることをおすすめします。
冬の光が、命の輝きを写す🌞🌞
冬は太陽高度が低く、光が斜めから差し込むため、柔らかく温かみのある光を捉えることができます。
そしてフィルムはなんといっても、ラチチュード(明暗の幅)がデジタルよりも広いため、と光を繊細かつ大胆に写すことができ、それが冬の光と相性抜群なんです!
冬の光の特徴である赤みがかった柔らかな光とフィルムのまた階調と光の表現が合わさった写真が、コリダ….(ワントゥートゥリー)

Oh…..
ご覧の通り、何気ない船に乗っている友人を後ろから撮影しただけの写真が、映画のワンシーンのような仕上がりに🌜
これが「冬こそフィルムカメラを使うべき理由」です🌛

また、フィルムカメラならではの粒子感が、冬の情景にノスタルジックな雰囲気を加えてくれるんです。デジタルでは出せない、独特の味わいがここにあります。
夏景色と冬景色の違い
先ほどは光の柔らかさや色味について話しましたが、もう少し深掘りするとさらにこんな違いがあります。
光の強さと色👹
夏:太陽が高く、青みがかった光が強烈で影がくっきり。高コントラストの写真が撮れます。
冬:太陽が低く、赤みがかった光が柔らかく長い影を生み出します。この暖かみが、冬の冷たい空気と対照的で美しい写真を作り出住んだと思います。
大気の状態👺
• 夏:湿度が高く、もやがかかりやすい。夏が「エモい」と感じやすいのはこれが理由の一つじゃないのかな。
• 冬:空気が澄んでいて、視界がクリア。冬の写真が繊細でシャープに見えるのはこれが理由です。
冬の赤みがかった光を、フィルムの広いラチチュードで表現できることによって、冬の冷たい雪景色に暖かさを添え、心に残る一枚を生み出します。

(この時真冬だったけど木々が綺麗で、陽の光がとても気持ち良かったのを覚えてる)

(秋、コスモスがあったので撮影しました)

(こんなこと言ってるくせに雪の写真一枚もなくてごめんなさい。今年はちゃんと撮りにいくから….)
フィルムカメラで冬を撮る醍醐味
デジタルカメラとフィルムカメラ、両方のファインダーを覗いたことがある人ならわかると思いますが、フィルムカメラのファインダーって本当に綺麗ですよね。あのファインダー越しに通してみる世界は、日常をすごくドラマチックに写してくれる。そしてその視点で見られるからこそ、特別な一枚を撮れるんだと思います。
そしてフィルムカメラはコストがかかる分、一枚一枚を大切に撮ろうとする意識が自然と高まります。限られたフィルムの中で最高の一枚を追求する過程そのものが、写真を撮る楽しさを享受させてくれて、その楽しいという気持ちが乗った写真が撮れるから、最高の1枚が撮れるんだと思います。

(カメラを構えてる僕。この時期は大変だった)


(この時期の夕日は本当に綺麗ですね)
寒さ対策をしっかりして、お気に入りのフィルムを装填し、冬の街や自然の中に飛び出してみませんか?きっと、デジタルでは味わえない感動と、かけがえのない思い出が待っていますよ。
フィルムカメラで撮影した冬の写真を見返すたび、その日の冷たい空気や、静寂に包まれた風景を鮮明に思い出せるはずです。そんな魔法のような体験を、あなたもぜひ味わってみてください!

(この時は全く寝ることができずにずっと歩いて登ってヘトヘトだったけど、この風景を見て嬉しかったな)

(友達と仕事の苦悩を相談してた時に撮った横浜の海。綺麗だったなぁ)

(特に何も考えずシャッと撮った駅のホーム。この時は名古屋のガブリチキンを口いっぱいに詰め込んでいたので写真も茶色が綺麗に効いてて良いですね☁️)